| 日本人の精子力 (学研新書 15) | |
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日本を含め世界中で精子の量とか正常率とかが減少しているそうな。あと、日本人の性交数は、世界の中でも一国だけ突出して少ないんだって。一位ギリシャ人138回/年、平均103回、日本の上のブービーがシンガポールで73回、で日本が45回。でもその辺の話よりは、基礎的な受精の仕組みといった話がおもしろかった。
BBCのヒューマンアニマルという番組で、性交時のペニスの先端にファイバースコープを取り付けて膣内射精の瞬間を撮影した映像を放送したのだそうだ。
膣内に挿入されたペニスが何度も膣の奥を突くと、膣の内部はしだいに広がっていき、同時に子宮頚が次第に長く伸びて、膣の床まで降りてくる。まるで象の鼻のようであった。このときペニスから精液が放出され、子宮頸の先端が精液だまりにつかり・・・。
すげー見てーぞwやるな、BBC。そういう仕組みで子宮に精子が入るなら、正常位じゃないとうまくないのかな。
その後の、精子が卵子にたどり着くまでの紆余曲折の説明も興味深かった。まず子宮頸の出口内部は頸管粘液というもので満たされているそうで、この粘液は微細な網目構造になっている。なので変形した精子、頭部が二つある精子などはこの網目を突破できずに漉される。不妊症の男性精子とかはこの段階で全部駄目とかもあるらしい。その次の関門は・・・。
ただ思うのは、そうやって異常な精子、運動能力の劣る精子を排除することに意味はあるのかなと。どのみち意味があるのは中にあるDNAなわけだろ。そのDNAの完全体としての優秀さ、駄目さは、精子の段階の正常さとリンクするものなのか?まぁ、精子なんて5000万からあるのだから、仮に内部のDNAが優秀だったとしても、わざわざ駄目精子に乗ってるDNAを選ぶ理由はないってことかな。
今アメリカでは、年間3万人以上が精子バンクで買った精子で妊娠しているのだそうだ。もう3万もいるのか。しらんかった。


